健診の対象拡大/早めの対策が肝心
2025.12.26
全国健康保険協会 山形支部
支部長
丹野 晴彦氏
来年度の診療報酬改定に向けて、議論が進められています。高齢化が進む中、医療費の抑制は国家的課題です。一方で医療従事者の処遇改善、社会保険料の負担軽減なども望まれます。国民皆保険制度を健全に維持するため「病気にならない」「なったとしても早めに手を打つ」ことが必要です。
山形支部の健診受診率は被保険者、被扶養者とも全国1位を継続しています。今年の4月からは20歳、25歳、30歳の被保険者が生活習慣病予防健診の対象になるほか、35歳以上の被保険者に対する人間ドックへの補助も行われます。健診をしっかり受け、異常があったら早いうちに受診や生活習慣改善などの手を打っていただくための取り組みに引き続き力を入れます。
昨年からは、子どもたちの健康意識を高め将来の適切な受診行動につなげようと、「こどもの健康教室」を始めました。子どもを通して家族全員の健康増進につながればと思います。
マイナンバーカードを保険証として使う「マイナ保険証」が本格導入されました。国が進める医療DXの普及促進にあわせて、協会けんぽでもこの1月からスタートする電子申請やけんぽアプリを活用し、加入者の利便性の向上に努めます。






