水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~
©水木プロダクション

水木しげるの妖怪
百鬼夜行展〜お化けたちはこうして生まれた〜

2026年7月10日(金)- 8月22日(土)山形美術館

東北初開催! この夏山形に妖怪が大集合!

代表作『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめ多くの妖怪作品を生み出した水木しげる(1922-2015)は、「妖怪」という言葉が一般に広がるきっかけを作ったのみならず、その後も長きにわたり妖怪ブームの原動力となってきました。2022年の生誕100周年を機に企画された本展は、これまで開催されてきた数ある水木しげる展の中でも初めて、妖怪画が作られる具体的手法に注目した展覧会です。水木が手がけた妖怪画の原画約100点を中心に、作家が所蔵し参考としていた書籍、関連資料ほか、妖怪文化人の系譜と著作をあわせて紹介します。

展覧会情報

展覧会名称
水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~
会 期
2026年7月10日(金)-8月22日(土)
会 場
山形美術館
開館時間
午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
7月13日(月)、21日(火)、27日(月)、8月12日(水)
観覧料
一般1600(1400)円 / 高大生 1300(1100)円 / 小中生 700(500)円
*(  )内は前売り、または20人以上の団体料金
*障がい者手帳をご提示の方とその付添者1人は当日料金の半額
*土曜日、日曜日(午前中)は中学生以下の入館が無料
*山形美術館キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は学生証の提示により無料
*常設展もあわせてご覧いただけます(常設展のみの料金設定はありません)
主 催
山形新聞・山形放送、山形美術館
共 催
山形県、公益財団法人山形県生涯学習文化財団、NHK山形放送局、NHKエンタープライズ東北
後 援
山形県教育委員会、山形県芸術文化協会、山形市、山形市教育委員会、山形市芸術文化協会
企画協力
水木プロダクション
制作協力
NHKプロモーション

展示構成

第一章 水木しげるの妖怪人生

 鳥取県境港市で幼少期を過ごした水木は、近所に住んでいた「のんのんばあ」と呼ばれる老婆から不思議な話を聞き、また「べとべとさん」「ひだる神」に遭遇したことで、妖怪という存在に強い関心を持つようになりました。太平洋戦争期には従軍し、激戦地であるラバウル(パプアニューギニア)で死線をくぐり抜けますが、現地では「天狗倒し」や「塗壁」のような現象も体験しました。戦後、水木は紙芝居作家を経て漫画家として活動を始め、妖怪の登場 する作品にも着手するようになりました。本章では、水木がどのようにして「妖怪」と出会い、そして描くようになったのかを、数々のエピソードや貴重な漫画 原稿を通して紹介します。

第二章 古書店妖怪探訪

 東京・神田の古書店街に足しげく通った水木は、民俗学者・柳田國男による『妖怪談義』と出会います。同書は、少年時代の記憶や戦時下での体験が妖怪によるものであったことを水木に気づかせた、妖怪人生の転機ともいえる重要な一冊でした。また、江戸時代の絵師・鳥山石燕の『画図百鬼夜行』に強い感銘を受けたことは、水木が妖怪画を描く決定的なきっかけとなりました。本章では、水木が妖怪、および妖怪画を研究するうえで重要な位置付けにあった愛蔵の古書籍類を紹介し、創作の背景を探るとともに、近世以降の日本の妖怪の歴史についてもひもときます。

柳田國男『妖怪談義』修道社
1958年5版(初版1956年)
水木しげる蔵

鳥山石燕『画図百鬼夜行』1776年
水木しげる蔵

第三章 水木しげるの妖怪工

本展最大の特徴は、数ある水木しげる関連の展覧会で初めて、その創作の手法に着目することを主としている点にあります。本章では、日本の妖怪だけで生涯1000点近く描いたとされる水木の妖怪画を「三つのパターン」に分類し、水木が取り組んだ妖怪画の手法について考察を試みます。

《あかなめ》

《雲外鏡》

《がしゃどくろ》

《砂かけ婆》

第四章 水木しげるの百鬼夜行

最終章である本章では、全国各地の伝承をもとに描かれた妖怪画の原画を、「山」「水」「里」「家」の四つのテーマに分けて紹介します。水木の妖怪たちが群れ集い織りなす「百鬼夜行」を、存分に堪能ください。

《竹切狸》

《河童》

《塗壁》

《大入道》

エピローグ

 水木にとって、妖怪を描くことはすなわち妖怪を集めることであり、その存在を裏付けるための行為でもありました。 エピローグでは、生涯にわたって妖怪にこだわり、描き、研究を重ね続けた水木の、最晩年までの多様な活動とその展開を振り返ります。

水木しげるプロフィール

1922年3月8日生まれ、鳥取県境港市で育つ。
太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失う。
復員後、紙芝居作家となりその後貸本漫画家に転向。
代表作『ゲゲゲの鬼太郎』、『日本妖怪大全』、『河童の三平』、『悪魔くん』など。
2015年11月30日、死去。

会期中のイベント 
詳細や最新情報は山形美術館ホームページをご確認ください

①②④は事前申し込みが必要です。お申し込みは山形美術館ホームページをご確認ください。

1、オープニングギャラリートーク 受付は終了しました
講師/原口尚子氏 (水木しげる氏長女)
日時/7月10日(金)9時30分~(約30分)
定員/60人(事前申し込み、はがき受け付け・抽選)

2、黒木あるじの百鬼夜行トーク
講師/黒木あるじ氏 (怪談作家・小説家)
日時/「あやかし編」/7月11日(土)14時~(約90分)
   「もののけ編」/7月18日(土)14時~(約90分)
定員/各100人(事前申し込み、先着順)※小学校高学年以上対象

3、記念講演会「妖怪と日本文化」
講師/相原一士氏 (山寺芭蕉記念館学芸員)
日時/7月19日(日)14時~(約70分)
定員/80人(申し込み不要)

4、親子で楽しむ語り部ナイト
協力/民話会 ゆうづる
日時/7月25日(土)18時20分~(約60分)
定員/20人(事前申し込み、先着順)※中学生以下は保護者同伴

5、担当学芸員と楽しむ「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」
日時/7月15日(水)、23日(木)、29日(水)、30日(木)
各14時30分~(約40分、申し込み不要)


対象日/水木の日:7月の会期中 水・木曜日
    妖怪の日:8月8日(土)
内 容/各日先着300名さま
※ご入館の方限定。お一人につき1枚。


グッズ

会場内の特設ミュージアムショップでは、展覧会オリジナルグッズも充実!

※数に限りのある商品もございます。売れ切れの際はご容赦ください。
※画像はイメージです。実物はデザイン、仕様が一部異なる場合がございます。
※特設ショップは本展ご入場の方のみご利用いただけます。

妖怪カメラARコーナー

ご来館前にインストールいただくとスムーズ体験できます!

がしゃどくろなど、さまざまな妖怪が出現する写真撮影スポットです。
[遊び方]ご利用にはXR観光体験アプリ「ストリートミュージアム🄬」のダウンロードが必要です。

※アプリは無料です。※ご利用時はデータ通信料が発生します。

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問い合わせ

山形新聞社事業部
TEL. 023-642-7955
山形美術館
TEL. 023-622-3090