「攻め」の姿勢貫き/市場の役割果たす
2025.12.26
株式会社 丸勘山形青果市場
代表取締役社長
井上 周士氏
昨年は猛暑などの影響で果物の収量が減り、農業資材の高騰と相まって生産者にとっては厳しい一年でした。そのような状況下に価格を上げると今度は消費者に敬遠され、暴落の局面を招いてしまいます。そうした中、市場は生産者と消費者の間をつなぎ、適正な価格で安定供給する役割を担っています。農業人口の減少、販路の多様化などを背景に、私たちの役割は今後さらに重要になると考えられます。
「農業支援企業」として生産者とのつながりを大切にしている中、昨年は大玉プルーンの栽培拡大会議を開催しました。山形の気象条件に合っており、今後の可能性を提案した結果、これを機に栽培を始めた生産者もおり、手応えを感じております。生産者支援には今後も力を入れていきます。
市場が役割を果たすには集荷力と販売力の両方を強化しなければなりません。「人材」が鍵を握ります。今年は初めて、外国出身の社員を迎えます。人材の多様化を成長のエンジンにします。業務のデジタル化や人工知能(AI)の導入も負担軽減に効果を上げております。関わる人たち全てに感謝の気持ちを持ちながら、当社らしい「攻め」の姿勢を今年も貫きます。






