「適者生存」を期し/人間力・仕事力磨く

2025.12.25
株式会社 伊藤製作所
代表取締役社長
伊藤 明彦

 昨年は米国の関税対策に世界中が振り回された一年でした。経済情勢は先が見通せず、想定できないようなことが起こる可能性があります。与えられた環境下でいかに最良の結果を出していくかが問われます。
 好調といわれる半導体分野は人工知能(AI)関連を手掛ける会社が伸びている一方、苦戦している会社もあり明暗が分かれています。中長期的には需要が伸びる見通しですが、その間に変動もあるでしょう。弊社は半導体製造装置の部品を製造しており、計画的な設備投資などを通して技術力を伸ばす必要があります。一方、自動車は、関税の影響がメーカーの業績に影を落としていますが、私たち部品メーカーにはまだ影響が全面的には及んでいません。下請法を大幅に見直した中小受託取引適正化法(取適法)の施行を受け、人件費等の価格転嫁をメーカーに認めてもらうことが課題です。
 ダーウィンの進化論は、生存競争で環境に最も適したものだけが生き残る、と説いています。変化の激しい時代に合わせて「人間力」と「仕事力」を磨いていかなければなりません。関わりのある全てのヒト・モノが幸せになれることを念頭に置いて経営に当たっていきたいと思います。

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